「代々木のマンション、今いくらで売れるんだろう?」
山手線直結、新宿まで1駅。そんな抜群の利便性を持つ代々木駅エリアの相場が、この3年でどう動いたか。
国土交通省の取引データをもとに、1R・1Kを除いた102件のデータから、正直にお伝えします。
📊 このデータについて
本記事のデータは国土交通省「不動産取引価格情報」をもとに、代々木マンション俱楽部が独自に集計したものです。1R・1Kは除外しています。また、すべての取引を網羅したものではなく、参考値としてご覧ください(集計期間:2023年Q1〜2025年Q4)。
代々木駅エリアの成約価格、3年でどう動いた?
まず大きな流れから確認しましょう。
平均 7,150万円
24件
平均 7,261万円
38件
平均 7,872万円
40件
2023年の平均7,150万円から、2025年は7,872万円。2年で約10%の上昇です。
「他のエリアより上昇率が低い?」と思った方、ちょっと待ってください。代々木駅エリアには、このデータをそのまま見てはいけない理由があります。
📌 代々木駅は「1LDKが55%」という特殊な市場
今回の102件のうち、1LDK系が約55%を占めています。面積が小さい物件が多いため、平均成約価格は他エリアより低めに出ます。でも「㎡単価」で見ると、しっかり上昇しているんです。
四半期ごとに追うと、動きがよく見えてくる
年単位では見えにくい動きも、四半期で追うとわかります。
代々木駅エリア|四半期別 平均成約価格(万円)
※各期の成約事例をもとに算出。すべての取引を網羅したものではありません。
2025年Q1に平均9,360万円という高値を記録。その後は落ち着いていますが、2023年Q1の5,450万円と比べると、水準自体が明らかに切り上がっています。
「㎡単価」で見ると、上昇の実態がよくわかる
物件の広さに関係なく比べられる「㎡あたりの単価」で確認しましょう。
| 年 | ㎡単価(平均) | 2023年比 |
|---|---|---|
| 2023年 | 127.6万円/㎡ | 基準 |
| 2024年 | 143.2万円/㎡ | +12% |
| 2025年 | 147.3万円/㎡ | +15% |
60㎡の物件に当てはめると、2023年比で約1,181万円分の価値が上乗せされている計算になります。
小田急沿線エリアと比べると、代々木駅の立ち位置がわかる
同じ代々木エリアの各駅と㎡単価を比べてみると、代々木駅の特徴がよく見えてきます。
| エリア | ㎡単価(2025年平均) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 代々木上原 | 203.7万円/㎡ | ブランド・希少性 |
| 代々木八幡 | 172.2万円/㎡ | 住環境・緑 |
| 参宮橋 | 171.0万円/㎡ | 静かな住宅地 |
| 代々木駅 | 147.3万円/㎡ | 山手線・利便性 |
㎡単価は4エリアで最も低い水準ですが、これは「割安」ではなく「買い手層が違う」からです。代々木駅は山手線直結・新宿1駅という利便性を重視する単身者・投資家層に強く支持されています。売却ターゲットもそこにあります。
近隣エリアの相場と比べてみる
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間取り別で見る|あなたの物件はどの価格帯?
「自分のマンションは今いくらくらい?」の目安として、間取り別の成約価格をまとめました。
| 間取り | 2023年 平均 | 2024年 平均 | 2025年 平均 | 成約件数 |
|---|---|---|---|---|
| 1LDK系 | 6,638万円 | 6,157万円 | 5,800万円 | 計56件 |
| 2LDK系 | 7,800万円 | 9,385万円 | 9,725万円 | 計34件 |
| 3LDK系 | 9,000万円 | 1億円 | 1億6,500万円 | 計6件 |
注目は2LDK系の伸びです。2023年7,800万円→2025年9,725万円と、約25%上昇しています。ファミリー層・住み替え層からの需要がしっかり入っていることがわかります。
一方、1LDK系はやや横ばい〜微減傾向。ただし取引件数は最多で、市場の流動性という意味では一番安定しているエリアです。
📌 含み益は「売るまで確定しない」
価格が上がっているのはうれしいことですが、相場は常に動いています。今の高値は「今売れば得られる価値」であり、来年以降も同じとは限りません。含み益は売却して初めて確定するもの。タイミングの見極めが、売却成功のカギになります。
「もう少し待てば…」が危ない理由
㎡単価が上がっているなら、まだ待った方が良いのかな——そう思いたくなる気持ちはわかります。でも、「待つ」にはリスクがあります。
① 住宅ローン金利の動向
金利が上昇すると、買い手の購買力が落ちます。投資目的の買い手が多い代々木駅エリアでは、融資環境の変化が需要に直結します。
② 売却活動には時間がかかる
査定から成約まで、平均3〜6ヶ月かかることも珍しくありません。「売ろう」と決めた時点から逆算して動く必要があります。
③ 相場が動いてから動いても遅い
価格が下がり始めてから売り出しても、市場での競争力はすでに落ちています。高値で売りたければ、高値のうちに出すしかありません。
「待つ判断」も「売る判断」も、正解は人それぞれです。ただ、「なんとなく待っている」状態が一番もったいないかもしれません。
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代々木駅エリアで売却を成功させるために、まずやること
「じゃあ何から始めればいい?」という方に向けて、シンプルにまとめます。
まず査定を取る
「まだ売ると決めていない」という段階でも査定は取れます。今の相場を数字で知るだけで、判断の根拠が生まれます。
買い手層を意識した戦略を立てる
代々木駅エリアは投資家・単身者・住み替えと、買い手層が幅広いのが特徴です。間取りや広さによってターゲットが変わるため、誰に売るかを明確にした戦略が重要です。
タイミングより「準備」を先にする
完璧なタイミングは誰にもわかりません。準備だけ整えておいて、状況を見ながら動けるようにするのが一番賢いやり方です。
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よくある質問
代々木駅のマンション、今が売り時ですか?
㎡単価で見ると、2025年は2023年比で+15%の水準です。特に2025年Q1には高値も記録しており、全体的な上昇トレンドは続いています。「今が天井かどうか」は正直誰にも断言できませんが、売りたい気持ちがあるなら、まず査定を取って実際の数字を見てほしいと思います。
1LDKは今売れますか?
売れています。代々木駅エリアは1LDKの成約件数が最も多く、市場の流動性という意味では一番安定しているカテゴリです。ただし、価格の伸びは2LDK系ほど大きくないため、「高く売る」には価格設定と見せ方の工夫が必要です。
売却査定は無料で依頼できますか?
はい、無料です。査定を依頼したからといって、売却を強制されることはありません。「今の相場を知りたいだけ」というご相談も大歓迎です。代々木エリアは弊社の専門エリアですので、現場感のある数字をお伝えできます。
投資用として買ったマンションの売却も相談できますか?
もちろんです。代々木駅エリアは投資用途での売買も多く、入居中のまま売却する「オーナーチェンジ」の実績もあります。居住用・投資用どちらの売却もご相談いただけます。
成約価格と売り出し価格はどう違うんですか?
「売り出し価格」はオーナーが希望する価格、「成約価格」は実際に売れた価格です。この記事のデータはすべて成約価格です。売り出し価格より成約価格の方が低くなるケースが多いですが、売り方によってその差を縮めることも可能です。
まとめ|「待つ前に」、まず数字を見てほしい
- 代々木駅の平均成約価格は、2023年→2025年で約10%上昇
- ㎡単価は2年で127.6万円→147.3万円(+15%)
- 2LDK系は約25%上昇し、平均9,725万円に到達
- 1LDKが成約件数の55%を占める、利便性特化型の市場
- 山手線・新宿1駅という立地は、投資家・単身者層に根強い需要がある
- まず査定を取って「自分の物件の今の価値」を知ることが最初の一歩
代々木駅エリアは派手な上昇ではないかもしれませんが、確実に水準が切り上がっています。「利便性」という揺るがない価値があるエリアだからこそ、売り方ひとつで結果が大きく変わります。まず数字を知ることから始めてほしいんです。
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